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ドイツやカナダはマリフアナ(乾燥大麻)を合法化か!?

健康・疾病 医学 社会・生活 ライフ・スタイル

■ドイツ保健相は5/3日、同国が来年早々に医療用大麻(マリフアナ)を合法化する見通しであることを明らかにした。

 ヘルマン・グレーエ(Hermann Groehe)独保健相は、4日に法案を独連邦内閣に提出する。合法化の目的については、「重症患者を可能な限り最善の方法で治療すること」と話した。

 世界の多くの地域では、大麻の仕様に関する法規制が緩和されつつあり、がん、緑内障、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)やAIDS(エイズ、後天性免疫不全症候群)、C型肝炎、パーキンソン病などの重篤な病気の症状を和らげるための医療大麻の普及も進んでいる

 だが、娯楽および医療目的での大麻使用の問題は多くの国々で議論の的となっている。反対派は薬物の乱用と依存症に関連する犯罪の発生を懸念しており、また大麻の使用が、さらに中毒性の強い麻薬への依存につながる恐れもあるとしている。

 グレーエ保健相は、大麻が「無害な物質ではない」ことを認めた上で、大麻を処方箋に基づく場合のみ薬局から入手できるようにすると強調。また、大麻を栽培するための特別な監督下に置かれた栽培施設を整備するまでは、「医療大麻」を輸入する予定と述べた。

 独日刊紙ウェルト(Die Welt)の取材で同保健相は、「同法律が2017年春に施行される可能性は高い」と語った。


■カナダのジェーン・フィルポット(Jane Philpott)保健相は4/20日、世界の薬物問題に関する国連(UN)の特別会合で、同国が2017年春にマリフアナ(乾燥大麻)を合法化する新法を導入する予定だと表明した。

 AFPが入手した発表声明文の写しによると、フィルポット保健相はマリフアナ合法化が「多くの国では現状に対する挑戦となる一方で、わが国では若者を保護すると同時に公衆安全も高められる最善の方法となることを確信している」と述べた。

 またマリフアナを解禁する理由として、カナダや他国で現在施行されている禁止法は過剰に厳しく実効性も低いとの見方があることなどを挙げた。

 2014年の統計によれば、カナダでは国民約3500万人のうち約100万人がマリフアナの常用者で、ジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相も議員時代を含め計5~6回マリフアナを使用したことを認めている。

 

★マリフアナ

大麻(たいま)ないしマリファナ (marijuana) とは、アサの花冠、葉を乾燥または樹脂化、液体化させたもの。これに含有される化学物質カンナビノイド(約400種類の合成物の一つ特にテトラヒドロカンナビノール (THC))には様々な薬理作用があり、嗜好品や医薬品として用いられる。

大麻は、麻薬に関する単一条約でスケジュールⅠの薬物と規定され、その生産・流通・所有・使用が、医療・研究目的、産業上必要の場合を除いて原則禁止される。ウルグアイ、北朝鮮を除けば、世界中の国で大麻は違法薬物であり、個人使用についても上記条約に従い処罰規定が置かれている。

個人による所持や使用について法規制を設けている国が多い一方、先進国を含む一部の国や州においては合法あるいは非犯罪化されており(ただし国法上は違法であるので解雇が正当化されるなどの法効果が生ずることがある)、身体的・社会的有害性についての評価は地域ごとに差がある。日本においては、大麻取締法により、大麻の所持、栽培、譲渡等に関して規制があり、その取扱には当局の許可を得ることが必要(免許制)であるが、実際の運用においてはほとんど許可を出さないのが実情である。

※各国の動き
日本では、大麻取締法による規制を受ける麻薬(痲薬)の一種に分類され、無許可所持は最高刑が懲役5年、営利目的の栽培は最高刑が懲役10年の犯罪である。

アメリカでは、2014年7月時点で23州で医療大麻として、2州では嗜好品として合法化されている。
2012年のアメリカ大統領選に合わせ、嗜好品としての大麻合法化の是非を問う住民投票が3州にて行われ、コロラドとワシントンの2州が賛成多数で可決し嗜好品として大麻が合法化された。
また米国の連邦法と矛盾するものの、米国では一般法は基本的に州法が優先されるため、大麻問題に関しても同様に州法が優先することとなっている(ただしこれらは刑罰に関することであって、「合法」州においても大麻使用は医療目的であっても解雇理由となるので有職者は注意すべきである )。
またニューヨーク・タイムズは「アルコールよりも危険の少ない大麻を禁止していることで社会に多大な害悪を及ぼして来たことを批判し、大麻を禁止しているアメリカ連邦法を撤廃すべきだ」とする社説を掲載し議論を呼んだ。 2013年のギャラップ調査によると58%のアメリカ人が大麻の合法化を支持している。

カナダでは医療大麻として合法化され、カナダでの医療用マリファナ市場規模は年間約8,000万カナダドルとなっている。
また2015年カナダ政党の過半数の議席を持つ自由党により「マリファナの自由化と課税を実現する」として、嗜好品としてのマリファナ合法化へ向けての法整備も進められている。

オランダでは大麻がコーヒーショップなどで販売され、早くから大麻が事実上合法化されている事が広く知られている。2014年現在、オランダ政府は「ドイツやベルギー国境で頻発している密輸を取り締まること、外国人によるドラッグ関連のトラブルを減少させること」などを目的に南部の地域では外国人の購入を禁じる方針をとっている。
それらの地域ではオランダ住民の為の「大麻許可証」の発行という制度が導入されている。一方で規制への反対派は「オランダの観光業にとって自殺行為、流通がアンダーグラウンドに潜り治安が悪化する恐れもある」と猛反発している。アムステルダムなどの地域ではそのようなことを理由に、観光客でもコーヒーショップで5グラム(約50ユーロ)までの大麻を購入することが出来るという政策を続けている。

イギリスの薬物乱用法では薬物の危険度順 (ABC) に分類し、大麻はクラスBに分類されている(2009年1月よりクラスCから再度格上げ)。オランダのあへん法においては、ソフトドラッグの区分に分類されている。
世界ドーピング防止規程では、興奮剤やヘロイン等の麻薬と共に大麻の主成分であるカンナビノイドをスポーツ競技会における禁止薬物としており、アルコールと共にカンナビノイドが特定物質とされている。
長野オリンピックのスノーボードの試合で金メダルを獲得したロス・レバグリアティがドーピング検査の結果大麻の陽性反応が出たため、メダルが剥奪されかけたが、オリンピックの時点では、まだ大麻を吸っていなかったことなどから、最終的に処分は取り消されている。

日本では産業用のアサは陶酔成分が生成されないよう改良された品種が用いられている。また、品種が同じでも産業用と嗜好用とでは栽培方式が異なる。
前者は縦に伸ばすために密集して露地に植えられる方式が主であるが、後者は枝を横に伸ばすために室内栽培が多い。
そのため嗜好目的のためのアサを産業的栽培だと偽って栽培するのは困難である。また、大麻成分の研究が目的の場合、合成のカンナビノイドが使用されるため、栽培されない。古来より日本で栽培されてきた大麻は幻覚成分であるTHCの含有量が少なく、日本には大麻を吸引する文化はなかったとされるが、麻畑では麻酔いと呼ばれる精神作用があることが知られていた。